スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2009年08月14日

当院は…

実は、当院は助産院なんですが、分娩は扱っていません

母乳マッサージを専門にしています


産後、おっぱいの出が悪いとか、うまく吸ってくれない…など、母乳で困っているお母さんと赤ちゃんの悩みを解決し〜楽しい育児ができるようなサポートをしています



もちろん、妊娠中からのケアや断乳・卒乳時の処理も専門です〓



でも、まだ十分に知られていないので、時々お産についての問い合わせがあります。

先日も、自宅分娩を希望するお電話がありました。

確かに、お産を助ける、と書くので、分娩をする所と思われるのも当然ですが、分娩しない助産院もあります

その方には、事情を話して、ほかの助産師さんを紹介しました。

私は、分娩介助は、今もしてはいます。


うちではなく、宝マタニティクリニックで行っています。

きちんとした医療体制のもとでは、安心してお産につけます。


“宝”は、18年3月末まで常勤していた長崎市東町の産婦人科です。

今は、助産院とかけもちで、週末、月4回ぐらいの夜勤パートをしています〓



お産は、本来は病気ではありません。

正常分娩は、助産師だけで取り扱えます。

しかし、途中で異常な状態になって、急いで医師を呼んで診察してもらうケースをたくさん経験してきました〓

赤ちゃんの心音が落ちたり(徐脈)、分娩停止など…
異常になると、医療の介入が必要になります。

一刻も早く命の危機を救わないといけません〓

病院でのお産は異常には早く対応できます。

というより、医療処置は医師の指示がないとできないのです〓

助産院では、残念ながら医療処置はできないんです。
そういう意味で…

リスクを伴うかもしれない分娩を、自分の助産院で行う自信はありません〓

緊急時に、ハラハラしながら、母体搬送することは避けたいし、そういう勇気も持っていません〓

分娩を扱っていらっしゃる各地の助産師さんたちはすごい〜、と思います。



ところで、

最近は、「院内助産院」という言葉があります。


病院と言っても、ひと昔前の冷たいイメージの分娩室ではありません。

まるで自宅にいるようなリラックスした雰囲気のお部屋で陣痛時も過ごすことができます

もちろん助産師もついています


でも異常だな、と助産師が判断したらすぐ母子とも安全な状態で助けることができます

私が分娩介助しているところは、まさしくそういうクリニックなんです〓


自宅分娩は上のこどもさんの預け先がなくて困っている方の場合が多いようですが、

病室でお母さんと一緒に過ごさせてくれるクリニックも増えてきています〓

分娩の希望、その後の過ごし方の希望…


人生で数少ない経験です。
ご自分やご家族の満足できるあり方で、達成してほしいです〓


何よりも、お母さんと赤ちゃんが安全で、健康的に過ごしますように〓



※長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!  

Posted by yasuko at 22:48Comments(0)助産師ブログ

2009年08月04日

おっぱい教室

10月3日(土)におっぱい教室をします。


本当はいつ何時にします、っていうのではなくて、随時、母乳で頑張りたいと思っている妊婦さんたちにできたらいいのですが・・・

産後の母乳マッサージをしていて思うんですが、スムーズに赤ちゃんに吸わせることは意外と難しそうですicon10

助産院を開業して、1年半は経ちましたが、直接吸わせることがうまくいかなかったお母さんたちは結構いらっしゃいました。

妊娠中に、出会えていて、アドバイスや早い時期からのマッサージができていたら、もっとよかったのにな~と思ったりします。

それでも、マッサージし始めて数回目でうまくいくことがほとんどで、喜んでいただけているので、本当によかったです。


つまり、妊娠中からのケアはとても大切だ~! ということ。 
妊婦さん、もっと助産師を活用してください! 

分娩の先のこともよく考えてくださいね~!
  

Posted by yasuko at 17:48Comments(0)助産師ブログ